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香港の6GHz帯と7GHz帯の割当、4社が申請



香港特別行政区の政府機関で電気通信分野の規制を司る通訊事務管理局弁公室(Office of the Communications Authority:OFCA)は6GHz帯と7GHz帯の無線周波数における公衆携帯通信役務を提供するための競売に係る申請者を公表した。

申請者は香港特別行政区のChina Mobile Hong Kong (中国移動香港:CMHK)、Hong Kong Telecommunications (HKT)、Hutchison Telephone (和記電話)、SmarTone Mobile Communications (数碼通電訊)の4社で、いずれも既存の香港特別行政区の移動体通信事業者である。

対象の周波数範囲と帯域幅は6GHz帯が6570~6770MHzの200MHz幅、7GHz帯が6925~7125MHzの200MHz幅となる。

いずれも周波数オークションを通じて20MHz幅単位で割当する。

単一の事業体に周波数の過度な集中を防ぐために1の事業者が取得できる上限を設定しており、6GHz帯と7GHz帯の合計で140MHz幅となっている。

20MHz幅単位で割当することから、最大で7枠まで取得できることになる。

周波数オークションは2024年11月25日に開催するため、関心を有する事業体は2024年9月19日もしくは2024年9月20日に申請書を提出するよう求めていた。

周波数の落札に成功した事業体には統合伝送者免許に基づき15年間の周波数の免許を付与する。

これまでに、香港特別行政区では携帯通信用途で6GHz帯および7GHz帯を割当していないため、いずれも携帯通信用途に新規割当することになる。

通訊事務管理局弁公室は周波数の新規割当で第5世代移動通信システム(5G)の展開を加速できると期待感を示しているが、周波数の利用は5Gに限定していない。

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