KDDI、バングラデシュにおける国際ローミングで通信障害
KDDIはバングラデシュにおける国際ローミングで通信障害の発生を案内した。
KDDIが提供する国際ローミングのau世界サービスを利用する加入者を対象として通信障害の情報を掲載しており、バングラデシュではデータ通信で通信障害が発生しているという。
案内の掲載日は2024年7月25日であるが、発生日は2024年7月19日となっている。
そのため、2024年7月19日からデータ通信の通信障害が継続している模様である。
au世界サービスのau海外放題もしくは世界データ定額を利用する加入者は日本国内で予約してもバングラデシュでデータ通信を利用できない場合があるとして注意を求めている。
2024年7月25日時点で音声通話およびSMSは概ね利用できるという。
国際ローミングの対象となるバングラデシュの移動体通信事業者(MNO)はBanglalink Digital Communications、Grameenphone、Robi Axiataである。
いずれの移動体通信事業者もデータ通信に対応する。
国際ローミングで利用できる無線方式はBanglalink Digital Communicationsが第2世代移動通信システム(2G)のGSM方式と第3世代移動通信システム(3G)のW-CDMA方式、GrameenphoneでGSM方式と第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式、Robi AxiataでGSM方式、W-CDMA方式、LTE方式と案内しているが、実際はGrameenphoneではW-CDMA方式も利用できると思われる。
なお、バングラデシュでは国内事情でデータ通信や国際ローミングの受け入れを制限しており、通信障害はKDDIの責任ではない。
NTT DOCOMOやKDDIを含めた世界の複数の移動体通信事業者がバングラデシュにおける国際ローミングで問題が発生していることを案内している。
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