シンガポールのStarHub、3Gの停波を延期
- 2024年07月28日
- 海外携帯電話
シンガポールのStarHubの完全子会社で同国の移動体通信事業者(MNO)であるStarHub Mobileは第3世代移動通信システム(3G)の停波を延期することが分かった。
StarHub MobileはStarHubの公式ウェブサイトに開設した3Gの終了に関するページを更新しており、2024年11月から3Gの停波を開始するという。
当初は2024年7月31日を3Gの最終提供日として同日以降に3Gを順次停波する計画を発表していた。
そのため、StarHub Mobileは3Gの停波を事実上延期したことになる。
シンガポールの移動体通信事業者としてはSingtel Mobile Singaporeも3Gの停波を延期する。
Singtel Mobile Singaporeは3Gの停波の延期に関する公式声明を発出したが、StarHub Mobileからは3Gの停波の延期に関する公式声明はない。
StarHub Mobileからは3Gの停波を延期する理由を説明していないが、シンガポールの政府機関で電気通信分野などの規制を司る情報通信メディア開発庁(Infocomm Media Development Authority:IMDA)が情報を開示している。
3Gを利用する加入者が第4世代移動通信システム(4G)や第5世代移動通信システム(5G)への移行を完了していないため、3Gの停波を延期するという。
StarHub Mobileは3Gの停波を延期後の新たな3Gの停波を開始する日程を公表していない。
4Gや5Gへの移行の進捗状況に応じて3Gの停波を開始する日程を確定すると思われる。
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