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豪州のTelstra、3Gの終了を再延期



豪州(オーストラリア)の移動体通信事業者(MNO)であるTelstraは第3世代移動通信システム(3G)の終了日を変更すると発表した。

2024年10月28日より3Gを順次停波すると案内しており、2024年10月27日をもって3Gの提供を終了することになる。

当初、3Gの終了日は2024年6月30日に設定していた。

しかし、3Gの終了日を2024年8月31日に変更していたため、3Gの終了日の変更は2度目で、事実上の再延期と言える。

3Gの終了は最初の延期からは約2か月、当初の計画からは約4か月も延期することになった。

3Gの終了に伴う影響を受ける加入者がTelstraの想定通りに減少しておらず、3Gの終了の再延期を余儀なくされた。

そのため、3Gの終了に関する周知を強化しており、豪州の公用語である英語に加えて、標準中国語、広東語、ベトナム語、パンジャブ語、アラビア語でも案内を掲載している。

Telstraは加入件数を基準として豪州で最大の移動体通信事業者である。

2006年10月6日に3Gを商用化した。

3Gの無線方式はW-CDMA方式を採用している。

3Gは商用化から約18年で終了することになる。

なお、第2世代移動通信システム(2G)は終了しているため、2024年10月28日以降は第4世代移動通信システム(4G)と第5世代移動通信システム(5G)を提供する。

2Gで使用した周波数は5Gで活用する計画である。

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