LGエレクトロニクス、プライベート5G事業を本格化
韓国のLG Electronics (LG電子)は5G特化網事業を本格化する計画を発表した。
LG Electronicsは独自に5G特化網ソリューションを開発したという。
5G特化網ソリューションには第5世代移動通信システム(5G)向けコアネットワークの5GCから無線アクセスネットワーク(RAN)まで含まれている。
韓国の韓国ネットワーク産業協会(Korea Association of Network Industries:KANI)からは国産ネットワーク機器認証を取得したことも公表している。
国産ネットワーク機器認証を取得した5G特化網ソリューションはLG Electronicsの5G特化網ソリューションが初めてとなる。
なお、国産ネットワーク機器認証は韓国国内における開発および製造の可否を審査して付与する認証である。
国産を重視する公共機関などに製品を供給する場合などに国産であることの証明資料として活用できる。
5G特化網は日本におけるローカル5Gに相当する制度となっている。
世界的にはプライベート5Gと呼称することが多く、LG Electronicsは実質的にプライベート5G事業を本格化する。
LG Electronicsは撤退した携帯端末事業などを通じて約3万件の通信技術に係る特許を保有している。
韓国の工場、倉庫、医療機関では5G特化網、米国(アメリカ)の工場ではプライベート5Gを試験的に構築および運用した実績もある。
過去の実績をもとに5G特化網事業を本格化する計画である。
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