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楽天モバイルの5G、サブ6は8割超でMassive MIMOも導入率は低下見込み



Rakuten Group (楽天グループ)は2024年第2四半期の業績の発表に伴い同社の完全子会社であるRakuten Mobile (楽天モバイル)の通信品質の改善に向けた取り組みを紹介した。

第5世代移動通信システム(5G)の基地局を構成する無線装置はサブ6GHz帯(Sub6)の周波数では8割超でMassive MIMO (大規模MIMO)を採用しているという。

5G Massive MIMO AntennaとしてNEC Corporation (日本電気)製のMassive MIMOに対応したアンテナ一体型無線装置の写真も掲載している。

Rakuten MobileがSub6の5Gで採用する無線装置は屋内外で展開するNEC Corporation製のアンテナ一体型無線装置、カナダのBluewaves Mobility Innovation (BMI)製のアンテナ分離型無線装置、屋内専用で展開する韓国のQUCELL Networks製のアンテナ一体型無線装置となる。

NEC Corporation製のアンテナ一体型無線装置がMassive MIMOに対応しており、Sub6の5Gでは主力の無線装置として展開してきた。

そのため、Sub6の5Gでは8割超がNEC Corporation製のアンテナ一体型無線装置と考えられる。

しかし、新たにBluewaves Mobility Innovation製のアンテナ分離型無線装置も広範に導入している。

Massive MIMOの導入率は総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)の調査結果でも判明しており、Rakuten MobileのSub6の5Gでは2021年3月末時点では100%、2022年3月末時点では99.9%、2023年3月末時点では97.7%となっている。

Rakuten Groupが公開した情報を考慮するとMassive MIMOの導入率は低下しており、Bluewaves Mobility Innovation製のアンテナ分離型無線装置の運用の本格化に伴いMassive MIMOの導入率はさらに低下する見込みである。

Rakuten Group

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