楽天グループ、楽天シンフォニーの2024年Q2の業績を開示
- 2024年08月27日
- Rakuten-総合
Rakuten Group (楽天グループ)は2024年第2四半期の業績の発表に伴い同社の完全子会社であるRakuten Symphony (楽天シンフォニー)の業績も開示した。
決算スライド補足資料でRakuten Symphonyの売上高を掲載している。
2024年6月30日に終了した3か月間となる2024年第2四半期は前年同期比18.1%増の8,500万米ドル(約122億3,775万円)となった。
2024年第2四半期も主要顧客向けを中心として既存顧客に対する納品が引き続き進捗中という。
Rakuten Symphonyの事業ではハードウェアの販売に係る計上のタイミングなどで売上高が四半期ごとに大幅に変動する要素があることに留意しておきたい。
Rakuten Groupは完全子会社で移動体通信事業者(MNO)であるRakuten Mobile (楽天モバイル)を通じてRakuten Symphonyを完全所有している。
Rakuten Symphonyの2024年第2四半期の取り組みとしてRakuten MobileおよびRakuten Symphonyは韓国のStage Xと協業に向けた検討を開始することで合意した。
Stage Xは韓国の政府機関で電気通信分野などの規制を司る科学技術情報通信部(Ministry of Science and ICT:MSIT)から周波数割当対象法人に選定されたため、移動体通信事業者として新規参入するために準備を進めていた。
しかし、科学技術情報通信部はStage Xに対して周波数割当対象法人の選定を撤回したため、Stage Xの新規参入は消滅した。
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