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ソフトバンクとノキア、AI-RANと6Gの実現へ共同研究開発



SoftBank Corp.はフィンランドのNokia CorporationとAI-RANおよび第6世代移動通信システム(6G)の実現に向けた共同研究開発に関する覚書を締結したと発表した。

両社は覚書に基づき人工知能(AI)を活用した通信システムプラットフォームの共同開発や最先端の通信技術の共同研究開発を開始する計画である。

より詳細にはNokia Corporationの仮想化無線アクセスネットワーク(vRAN)プラットフォームを用いたAI-RANの開発や6G向け周波数として期待されるセンチメートル波(cmWave)を用いた実証実験などを共同で行う。

SoftBank Corp.が移動体通信事業者(MNO)として蓄積してきた通信網の知識や豊富な知見と、通信設備市場でリードするNokia Corporationの知見を組み合わせ、次世代の通信技術の先駆的な開発を共同で推進する。

なお、AI-RANはAIと無線アクセスネットワーク(RAN)の融合によって次世代の携帯通信網を実現する技術を意味している。

センチメートル波は3GHz帯から30GHz帯であるが、6Gではセンチメートル波に含まれる7GHz帯から24GHz帯の活用が期待されている。

標準化団体の3rd Generation Partnership Project (3GPP)では第5世代移動通信システム(5G)の無線方式であるNR方式の周波数としてFR1、FR2-1、FR2-2でNR Bandを定義しているが、5Gおよび6G向けの新たな周波数としてFR3でNR Bandの定義が進められている。

FR1は410~7125MHz、FR2-1は24250~52600MHz、FR2-2は52600~71000MHz、FR3は7125~24250MHzで、FR1は6GHz帯以上も含み、FR2-1は準ミリ波も含むが、携帯通信業界では一般にFR1をサブ6GHz帯(Sub6)、FR2-1およびFR2-2をミリ波(mmWave)と呼称している。

正確にはFR3とセンチメートル波は同一ではないが、携帯通信業界ではFR3の通称としてセンチメートル波を使うことになると思われる。

SoftBank

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