北朝鮮の2024年10大最優秀情報技術企業、アチムや馬頭山スマホの北塞電子など

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朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)で全国情報化成果展覧会-2024 (2024 National Exhibition of IT Successes)に合わせて2024年10大最優秀情報技術企業を選出した。

2024年9月18日から2024年9月25日まで開催した全国情報化成果展覧会-2024の閉幕に伴い2024年10大最優秀情報技術企業を選出および発表している。

2024年10大最優秀情報技術企業には朝鮮民主主義人民共和国のAchim Computer Joint Venture Company (アチムコムピュト合営会社)、Puksae Electronic Trade Company (北塞電子貿易会社)、Pyongyang Kwangmyong IT Company (平壌光明情報技術社)などが選ばれた。

高度な技術の導入、人民の生活水準の向上、情報通信技術業界の発展への貢献などの観点から最優秀と評価された。

Achim Computer Joint Venture CompanyはAchim (アチム)の商標でタブレットなどを展開しており、10年以上も朝鮮民主主義人民共和国の情報通信技術業界で実績がある。

Puksae Electronic Trade Companyは北朝鮮の馬頭山経済連合会(Madusan Economic Federation)の傘下で、Madusan (馬頭山)の商標でフォルダブルスマートフォンを含めたスマートフォンなどを展開している。

Pyongyang Kwangmyong IT Companyは近年の実績として現金自動預払機などが好評を得ている。

なお、全国情報化成果展覧会-2024はオフラインおよびオンラインで行われた。

オフラインでは朝鮮民主主義人民共和国の首都・平壌市に所在する金日成総合大学の体育館、オンラインではイントラネットの国家網を通じて開催した。

主催者は朝鮮民主主義人民共和国の政府機関で情報通信技術行政などを担う情報産業省(Ministry of Information and Communications Technology Industry：MICTI)である。

480以上の単位が約1,500件以上の成果資料や製品を披露したほか、参加者の交流も行われた。