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ベトナムのViettel High Techが5G基地局を商用化、世界初のQRU100ベースでO-RAN準拠



ベトナムのViettel Group (軍隊工業通信グループ)の支店であるViettel High Technology Corporation – Branch of Viettel Groupは基地局を商用化したと発表した。

Viettel High Technology Corporation – Branch of Viettel Groupは基地局を構成する無線装置を開発および商用で展開を開始したという。

Viettel High Technology Corporation – Branch of Viettel Groupが商用化した無線装置はMassive MIMO (大規模MIMO)に対応したアンテナ一体型無線装置である。

無線方式は第5世代移動通信システム(5G)の要求条件を満たすために規定されたNR方式に対応している。

周波数はサブ6GHz帯(Sub6)の2.5GHz帯で動作する。

Open RANに対応しており、フロントホール仕様はOpen RANの仕様策定を推進する標準化団体でドイツに本部が所在するO-RAN ALLIANCEで策定したO-RANフロントホール仕様に準拠するため、O-RANフロントホール仕様に準拠した第三者の制御装置と組み合わせることができる。

米国(アメリカ)のQualcomm Technologiesのプラットフォームを活用して無線装置を開発したという。

これまでに、Qualcomm TechnologiesのQualcomm QRU100 5G RAN Platformをベースに無線装置を開始していることを発表しており、Qualcomm QRU100 5G RAN Platformをベースに開発したと分かる。

Qualcomm QRU100 5G RAN Platformをベースに開発したO-RANフロントホール仕様に準拠した無線装置を商用化する事例は世界初となる。

Viettel Groupの支店でベトナムの移動体通信事業者(MNO)であるViettel Telecom Corporation – Branch of Viettel Groupの5G向けに供給しており、2024年11月13日に商用で運用を開始した。

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