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NTTドコモの新型5G仮想化基地局が技適通過



総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)は電波法に基づく技術基準適合証明などを受けた機器の情報を更新した。

NTT DOCOMOは基地局「BDE-VCU(NH1)-VDU(NH1)-FHSW(C1)BS4001形37L4CSRU2(N)-3.7G基地局装置」と「BDE-VCU(NH1)-VDU(NH1)-FHSW(C1)BS4001形45L4CSRU2(N)-4.5G基地局装置」に係る電波法に基づく工事設計認証を受けたことが分かった。

いずれも特定無線設備の種別は証明規則第2条第11号の29に規定する特定無線設備である。

そのため、TD-5G-NR(Sub6帯)用基地局となる。

無線方式は第5世代移動通信システム(5G)の要求条件を満たすために規定されたNR方式に対応している。

周波数はそれぞれ3.7GHz帯と4.5GHz帯で動作する。

NTT DOCOMOの基地局は原則として制御部と無線部を組み合わせて工事設計認証を受ける。

制御部のBDE-VCU(NH1)-VDU(NH1)-FHSW(C1)にはVCUとVDUが含まれることから、集約装置と分散装置を仮想化したいわゆる仮想化基地局と思われる。

なお、VCUは仮想化された集約装置であるvCU、VDUは仮想化された分散装置であるvDU、FHSWはフロントホールスイッチ、SRUは小型低出力張出し無線装置を意味する。

これまで、NTT DOCOMOの仮想化基地局としては制御部にBDE-VDU(F)を用いた基地局が工事設計認証を受けているため、新たな仮想化基地局が工事設計認証を受けたことになる。

総務省

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