楽天モバイル、関東地方でSub6の5Gエリアを2.1倍に拡大
- 2024年11月28日
- Rakuten-総合
Rakuten Mobile (楽天モバイル)はサブ6GHz帯(Sub6)の周波数で運用する第5世代移動通信システム(5G)のエリアを関東地方で2.1倍に拡大したと発表した。
これまで、Rakuten Mobileは関東地方では2024年内にSub6の5Gのエリアを2024年1月比で最大1.6倍に拡大する計画を公表していた。
2024年11月27日には関東地方でSub6の5Gのエリアを2024年1月比で2.1倍に拡大したという。
そのため、Sub6の5Gのエリアは当初の予定を超えて2.1倍に拡大したほか、当初の予定より早期に拡大を完了したことになる。
Sub6の5Gは3.7GHz帯の周波数で運用している。
無線方式は5Gの要求条件を満たすために規定されたNR方式を運用しており、NR BandはFR1のn77となる。
3.7GHz帯は既存免許人の固定衛星業務と共用しているため、Rakuten Mobileが3.7GHz帯で5Gの基地局を開設する場合は事前に干渉検討が必要となっている。
関東地方では干渉調製条件の緩和に伴い既存の3.7GHz帯の基地局を高出力で運用できるようになった。
基地局の高出力化を順次実行した結果としてSub6の5Gのエリアを拡大できた。
なお、関東地方には栃木県、群馬県、茨城県、東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県、山梨県が含まれる。
2025年1月からは九州地方や沖縄県でも同様にSub6の5Gのエリアを拡大する予定である。
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