インドネシア当局、サムスン電子のスマホ輸出などを高評価
- 2025年01月10日
- Android関連
インドネシアの政府機関である工業省(Ministry of Industry)は韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)の取り組みを高く評価すると発表した。
2024年にはインドネシアからのスマートフォンを含む携帯端末の輸出額が2億7,700万米ドル(約437億円)に達しており、インドネシアはスマートフォンのようなハイテク製品を輸出できると強調している。
ハイテク製品の輸出で高く評価する会社としてSamsung Electronicsのインドネシア法人であるSamsung Electronics Indonesiaを挙げている。
工業省はSamsung Electronics Indonesiaのインドネシアに対する投資、携帯端末の国産化率を高める努力、雇用の創出、技術移転に感謝するという。
インドネシアで第4世代移動通信システム(4G)や第5世代移動通信システム(5G)の携帯端末を販売するためには35%以上の国産化率を満たし、工業省から国産化率証明書の発行を受ける必要がある。
Samsung Electronics Indonesiaはインドネシア国内でスマートフォンを製造するなど国産化率を高める努力を重ね、一部の機種では国産化率が40.30%とスマートフォンで最高を記録している。
さらにインドネシア向けスマートフォンの製造にとどまらず、東南アジア諸国連合(Association of South East Asian Nations:ASEAN)の複数の加盟国にスマートフォンの輸出も開始した。
2024年にはフィリピンなどに156万台のスマートフォンを輸出したという。
工業省はSamsung Electronics Indonesiaがインドネシア製のスマートフォンの輸出に努めていることも高く評価している。
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