レバノンのOgero、2025年には4G LTE基地局を倍増へ
- 2025年01月23日
- 海外携帯電話
レバノンの政府機関で固定通信事業者(FNO)である旧ラジオオリエント運営管理機構(Oraganisme de Gestion et d’Exploitation de l’ex Radio Orient:Ogero)は第4世代移動通信システム(4G)の基地局を拡大する2025年以降の計画を発表した。
旧ラジオオリエント運営管理機構は固定通信事業者で、携帯通信事業を展開していないが、固定通信用途で携帯通信技術を導入している。
携帯通信技術としては第2世代移動通信システム(2G)のGSM方式、4GのLTE方式、第5世代移動通信システム(5G)のNR方式を運用する。
4Gの基地局を拡大する2025年以降の計画を発表しており、4Gの基地局は2025年1月22日時点では97局で、100局にも満たない状況であるが、2025年中には219局に拡大する計画である。
2025年には4Gの基地局を約2.3倍とほぼ倍増することになる。
さらに2026年には390局に拡大する計画も公表している。
2026年には2025年初めからは約4.0倍、2026年初めからは約1.8倍の拡大となる。
なお、LTE方式では高度化技術としてLTE-Advancedの主要技術であるキャリアアグリゲーション(CA)も導入した。
旧ラジオオリエント運営管理機構ではキャリアアグリゲーションをLTE-Aとして展開している。
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