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マカオ特別行政区、5G契約が100万件を突破



マカオ特別行政区の政府機関で電気通信分野などの規制を司る郵電局(Direccao dos Servicos Correios e Telecomunicacoes)はマカオ特別行政区における電気通信分野の統計資料を更新した。

2024年12月末時点の情報を開示しており、事実上の2024年末時点の情報となる。

携帯通信サービスの加入件数は1,448,713件である。

2024年1月から12か月連続で増加したため、2024年は毎月増加したことになる。

マカオ特別行政区政府は2024年9月末時点の人口を公表しており、人口は686,600人となっている。

携帯通信サービスの加入件数と人口の集計時期には1四半期の開きがあるが、マカオ特別行政区ではおおよその携帯通信サービスの人口普及率は約211.0%となる。

契約種別の内訳も公表している。

第3世代移動通信システム(3G)はポストペイド回線が9,765件で、プリペイド回線が950件となった。

LTEはポストペイド回線が264,885件で、プリペイド回線が159,564件である。

第5世代移動通信システム(5G)はポストペイド回線が768,030件で、プリペイド回線が245,519件に達した。

ポストペイド回線とプリペイド回線の合計および占有率は3Gが10,715件で約0.7%、LTEが424,449件で約29.3%、5Gが1,013,549件で約70.7%となっている。

2024年12月にはLTEの占有率が30%を下回り、5Gの加入件数が100万件を上回った。

なお、3Gおよび5Gは通信の世代で、LTEは第4世代移動通信システム(4G)の無線方式であるため、通信の世代と無線方式が混在することになる。

郵電局は規制当局として免許の種別を基準に表記していることが理由である。

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