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ソフトバンク版のSamsung Galaxy S25シリーズはキャリア型番なし、異例な点も



SoftBank Corp.は韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)製のスマートフォン「Samsung Galaxy S25」および「Samsung Galaxy S25 Ultra」を発売した。

SoftBank Corp.が販売する機種は米国(アメリカ)のApple製のiPhoneおよびGoogle製のPixelを除いて基本的にSoftBank Corp.の型番規則に沿ったいわゆるキャリア型番が付される。

例えば、2024年度に発売したSHARP CORPORATION製の機種にはA401SHやA402SH、Sony Corporation製の機種にはA401SOやA402SOのようなキャリア型番が付されるが、Samsung Galaxy S25およびSamsung Galaxy S25 Ultraにはキャリア型番がない。

型番はSamsung Galaxy S25がSM-S931Zで、Samsung Galaxy S25 UltraがSM-S938Zとなっている。

いずれもSamsung Electronicsの型番規則に沿ったいわゆるメーカー型番に限り存在する。

SoftBank Corp.が販売する機種ではiPhoneおよびPixelを除いた一部の機種でもキャリア型番を付していないが、従来のキャリア型番を付していない機種は公開市場(オープンマーケット)向けと同一のメーカー型番で、取扱説明書はメーカー側が発行するなど事実上、公開市場向けと同一の扱いとなる。

しかし、SoftBank Corp.で販売するSamsung Galaxy S25およびSamsung Galaxy S25 Ultraは公開市場向けとメーカー型番が異なり、型番の末尾はSoftBank Corp.向けを意味するZで、SoftBank Corp.向けのメーカー型番を与えている。

さらに取扱説明書はSoftBank Corp.が発行しているため、明らかにSoftBank Corp.の製品で、公開市場向けとは異なる扱いである。

Samsung Galaxy S25およびSamsung Galaxy S25 Ultraは過去にSoftBank Corp.で発売した機種と同様の法則を適用しておらず、異例な存在の機種と言える。

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