タイのTrue、ミャンマー地震に伴い全土で基地局を検査
- 2025年04月08日
- 海外携帯電話

タイの移動体通信事業者(MNO)でTrueおよびdtacとして携帯通信事業を行うTrue Move H Universal Communicationはミャンマー(ビルマ)で発生した地震に伴い基地局の検査を進めていることを発表した。
ミャンマーでは2025年3月28日にザガイン地方域(サガイン地方域)を震源とする大規模な地震が発生しており、広範に深刻な影響が確認されている。
タイでは首都・バンコク都(クルンテープ都)でも規模を問わず1万件を超える被害が報告された。
そのため、True Move H Universal Communicationではタイ全土で開設した基地局の検査を行い、被害の確認を進めている。
厳格な安全基準に従って基地局の検査を加速しているという。
True Move H Universal Communicationの基地局としては大別すると地上に直接設置したグリーンフィールドおよび建築物の屋上を含む上部に設置したルーフトップが存在する。
ルーフトップの場合は建築物の所有者と連携して建築物も検査の対象となっている。
True Move H Universal Communicationはタイ全土で安全を考慮して基地局を建設しており、特にバンコク都とその周辺では軟質土壌も考慮して安全対策を講じているという。
強力な設計で基地局を建設することで、携帯通信網の品質と基地局の設置場所の安全の両方を確保すると強調している。
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