トルクメニスタン通信省が5Gを商用化、まずはアルカダグ市で
- 2025年08月08日
- 海外携帯電話

トルクメニスタンの政府機関で電気通信分野の規制を司る通信省(Ministry of Communications:MINCOM)は第5世代移動通信システム(5G)を商用化した。
通信省は2025年6月28日に5Gの提供を開始している。
アルカダグ市の通信およびインターネットシステムに高速な5Gを導入したと説明しており、当初は都市運営の固定通信用途で5Gを活用することになる。
5Gの商用化に合わせて近代的で革新的な方法と高度な技術が新都市の施設の建設に効果的に使用される必要があると強調しているため、アルカダグ市の都市開発にも5Gを活用する見込みである。
5Gの導入はオンライン会議の開催、人工知能(AI)の実装、医療部門の情報交換の加速などで重要とも付け加えている。
アルカダグ市で5Gを整備および活用することで、スマートシティの概念に基づき開発を進める都市の法的地位にも対応するという。
なお、アルカダグ市は2023年6月29日に設置した新都市である。
新しいスマートシティとして開発を進めており、2周年に合わせて5Gを導入することになった。
これまでに、通信省のほかにトルクメニスタンで5Gを商用化した事例はない。
そのため、トルクメニスタンでは通信省が初めて5Gを商用化しており、まずはアルカダグ市がトルクメニスタンで唯一の5Gを整備する都市となった。
中央アジアの国としてはカザフスタン、タジキスタン、ウズベキスタンで5Gを導入しているため、トルクメニスタンは中央アジアの国で4番目に5Gを導入したことになる。
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