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台湾の國碁電子にLTEサービスのライセンスを交付



台湾の国家通信委員会(NCC)は2014年12月3日付けで台湾の移動体通信事業者であるAmbit Microsystems(國碁電子)にLTEサービスのライセンスを交付した。

LTEサービスのライセンスが交付されたことで、Ambit MicrosystemsはLTEサービスの提供が可能となる。

また、ライセンス交付日である2014年12月3日から6ヶ月以内にLTEサービスを開始しなければならない。

ただ、Ambit MicrosystemsはAsia Pacific Telecom Group(亞太電信)と統合することが決まっている。

Ambit Microsystemsは通称通Foxconnとして知られるHon Hai Technology Group(鴻海科技集団)の企業で、鴻海科技集団はAmbit Microsystemsを通じて移動体通信事業への参入を目指してきた。

Asia Pcific Telecom GroupとAmbit Microsystemsの統合はAsia Pcific Telecom Groupを存続会社とするが、Hon Hai Technology Groupは統合後のAsia Pcific Telecom Groupの株式を取得して筆頭株主となるため、Hon Hai Technology GroupはAsia Pcific Telecom Groupのブランドで移動体通信事業を手掛けることになる。

Ambit MicrosystemsとAsia Pcific Telecom Groupの2社は統合が決まっているために、Asia Pcific Telecom Groupは両社にLTEサービスのライセンスが交付後にLTEサービスを開始すると見られてきた。

Asia Pcific Telecom Groupには2014年10月22日にLTEサービスのライセンスが交付されており、ようやくAmbit MicrosystemsにもLTEサービスのライセンスが交付されたため、Asia Pcific Telecom Groupは近くLTEサービスを開始するものと思われる。

なお、LTEサービスの周波数はAsia Pcific Telecom GroupがFDD-LTE 700(B28) MHz、Ambit MicrosystemsがFDD-LTE 900(B8)/700(B28) MHz幅を保有しており、統合後のAsia Pcific Telecom GroupとしてはFDD-LTE 900(B8)/700(B28) MHzで提供することになる。

NCC

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