ドコモ、Tizen OS搭載スマートフォンの発表を再延期

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NTT docomoはOSにTizenを採用したスマートフォンの発表を再延期したことが分かった。
2014年1月16日に発表を予定していたが、それを延期するという。
当初は2013年中の発表が予定されていたので、延期は2度目となる。
再延期となった理由は不明で、発表時期は未定としている。
OS自体の不具合の多発や操作性の悪さが指摘されており、完成度は低い状態という。
ただ、完成度の低さだけが延期の理由ではないと伝えられている。
2013年9月より販売を開始したiPhoneの在庫不足が長引き、OSにAndroidを採用したスマートフォンは在庫を大量に抱えているとのことである。
2013年度の営業利益目標を8400億円としているNTT docomoであるが、幹部は達成するのは厳しいと見ているという。
スマートフォンの販売計画は2013年度に1600万台を目標としており、それも未達の可能性が濃厚という。
新たな“お荷物”は抱えられないとして、Tizen関連事業が停滞することになったとも伝えられている。
また、NTT docomoとSamsung Electronicsの関係も以前ほど良い状態ではないとのことである。
NTT docomoがiPhoneを販売したことが原因と見られている。
日本におけるSamsung Electronics製スマートフォンのシェアは2012年第3四半期に17%あったが、2013年第2四半期には10%を切り、シェアの低下が続いている。
Samsung Electronicsは2014年2月にスペインのバルセロナで開催されるMWC 2014においてTizenを採用したスマートフォンをTizen Associationと共同で大々的に展示する予定であるが、NTT docomoのブースでは展示する予定はないとしている。
・SankeiBiz
http://www.sankeibiz.jp/business/news/140116/bsj1401160503000-n1.htm