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韓国のKTがMVNOサービス専門の新会社としてkt M mobileを設立



韓国のKTは仮想移動体通信事業者(MVNO)としての事業を専門に手掛ける新会社としてkt M mobileを設立した。

kt M mobileはKTの100%子会社で、資本金は1,000億韓国ウォン、オフィスはソウル市江南区テヘラン路沿いのKTタワーに入居する。

KTはこれまでより子会社のktisを通じてMVNOサービスを展開していた。

ktisはKTのコールセンター事業が主要な事業であるが、コールセンター事業以外にMVNO事業も手掛けていた。

しかし、MVNO市場の拡大を受けてMVNO事業を強化するために、kt M mobileを新会社として設立した。

kt M mobileの登記を完了して正式にMVNO事業を専門とする子会社が発足することになり、ktisが手掛けていたMVNO事業はすべてkt M mobileに移管される。

設立当初はMVNO事業に集中するとしているが、IoT事業やウェアラブルデバイスなど多様な新規事業を手掛ける計画としている。

韓国では2015年4月末時点でMVNOサービスの利用者はすべての携帯電話サービスのうち8.8%を占めており、2015年末には10%に達すると予想されている。

また、2015年4月末時点におけるMVNOサービスのシェアは首位がCJ HelloVisionで約86万6,000件、2位がSK Telecomの子会社であるSK telinkで約81万8,000件となっており、KT子会社のktisとLG Uplus子会社のmediaLogはそれぞれ18万1,000件と約13万件で出遅れている。

MVNO市場の拡大が予想される中で、専門の新会社を設立することで挽回に乗り出す。

kt M mobile

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