台湾の2015年5月時点における携帯電話各社の契約数が判明、4G LTEは中華電信がリード
- 2015年06月28日
- 海外携帯電話
台湾における2015年5月15日時点の携帯電話契約数が国家通訊伝播委員会(NCC)によって明らかにされた。
各移動体通信事業者の2G契約数、3G契約数、4G契約数を区別したデータが判明している。
Chunghwa Telecom(中華電信)は4G契約数が2,366,760件、3G契約数が7,603,980件、2G契約数が1,134,259件、合計が11,104,999件である。
Taiwan Mobile(台湾大哥大)は4G契約数が1,792,538件、3G契約数が5,275,698件、2G契約数が356,654件、合計が7,424,890件である。
Far Eastone Telecommunications(遠傳電信)は4G契約数が1,804,977件、3G契約数が5,363,552件、2G契約数が149,792件、合計が7,318,321件である。
Taiwan Star Telecom(台湾之星電信)は4G契約数が272,454件、3G契約数が1,373,549件、2Gサービスは提供しておらず、合計が1,646,003件である。
Asia Pacific Telecom(亞太電信)は4G契約数が249,182件、3G契約数が1,419,818件、2Gサービスは提供しておらず、合計が1,669,000件である。
総契約数はChunghwa Telecomが最も多く、Taiwan Mobile、Far Eastone Telecommunications、Asia Pacific Telecom、Taiwan Star Telecomと続く。
4G契約数はChunghwa Telecomが最も多く、Far Eastone Telecommunications、Taiwan Mobile、Taiwan Star Telecom、Asia Pacific Telecomと続いている。
Far Eastone TelecommunicationsとTaiwan Mobileの差は少なく、2015年の間は2015年4月までTaiwan Mobileがわずかにリードしていたが、2015年にFar Eastone Telecommunicationsが逆転した。
遅れて4Gサービスを開始したAsia Pacific TelecomはTaiwan Star Telecomより月間増加数が多く、間もなくAsia Pacific TelecomがTaiwan Star Telecomの4G契約数を抜く可能性が高い。
なお、2015年5月末時点でAsia Pacific Telecomの4GサービスはTaiwan Mobileのネットワークを利用しており、Taiwan Mobileの4GネットワークはTaiwan MobileとAsia Pacific Telecomの利用者を抱える。
3G契約数はChunghwa Telecomが最も多く、Far Eastone Telecommunications、Taiwan Mobile、Asia Pacific Telecom、Taiwan Star Telecomの順となる。
2G契約数はChunghwa Telecomが最も多く、次いでTaiwan Mobile、Far Eastone Telecommunicationsである。
最大手のChunghwa Telecomは総数はもちろんのこと各区分でも最も契約数が多くなっている。
台湾の携帯電話の総契約数は29,163,213件となる。
なお、4Gサービスは全社がFDD-LTE方式を採用、3GサービスはAsia Pacific Telecomを除いた全社がW-CDMA方式を採用しAsia Pacific TelecomのみCDMA2000方式を採用、2Gサービスは全社がGSM方式を採用している。
スポンサーリンク
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。