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台湾のNCCが亞太電信と台湾大哥大のローミング提携を承認する方針で決議



台湾の行政機関で電気通信事業を管轄する国家通訊伝播委員会(NCC)は台湾の移動体通信事業者であるAsia Pacific Telecom(亞太電信)とTaiwan Mobile(台湾大哥大)のローミング提携を認める方針で決議したと発表した。

Asia Pacific Telecomは自社のネットワークとしてFDD-LTE/CDMA2000方式を運用しているが、Asia Pacific TelecomのGt 4G契約の利用者はTaiwan Mobileが運用しているFDD-LTE/W-CDMA/GSM方式のうちFDD-LTE/W-CDMA方式を利用している。

この件についてAsia Pacific TelecomとTaiwan Mobileはローミング提携と主張しているが、Asia Pacific Telecomが完全にTaiwan Mobileのネットワークを利用しており、一般的なローミングと言える状況ではなく、公平な競争を阻害するとして競合他社が抗議していた。

国家通訊伝播委員会は第651次委員会において、事業計画書の変更と承認申請を必須とするなど諸条件を満たすことでローミング提携を認める方針で決議した。

Asia Pacific TelecomとTaiwan Mobileの両社はローミング提携などを盛り込んだ事業計画書の提出が必要となる。

これに先立ち国家通訊伝播委員会はAsia Pacific Telecomに対して、事業計画書に沿っていないことに対する処分として電信法および行政罰法に基づき30万台湾ドル(約117万円)の罰金を命じている。

Gt 4G契約数はすでに30万件に上ると見込まれており、利用者に対して影響が出ない決議内容となっている。

NCC

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