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ロシアの携帯電話キャリアと小売店がサムスン製スマートフォンの入荷を中止



ロシアの移動体通信事業者であるMegaFonとBeelineブランドで展開するVimpelCom、ロシアの小売店であるEuroset HoldingとSvyaznoyの4社は韓国のSamsung Electronicsからスマートフォンの入荷を中止したことが海外メディアの報道で分かった。

各社は海外メディアの取材に対応しており、入荷を中止した理由などを明らかにしている。

MegaFonは具体的な理由は伏せたものの、問題が解決されるまでSamsung Electronics製スマートフォンの入荷を見合わせる方針を示したという。

VimpelComはSamsung Electronics製スマートフォンにおいて不良品の割合が他のメーカーやブランドよりも高いことを理由としている。

Euroset Holdingは2015年5月よりSamsung Electronics製スマートフォンの入荷を中断していることを明かし、またSvyaznoyは2015年6月よりSamsung Electronics製のスマートフォンおよびタブレットの入荷を中止しており、入荷済みの在庫のみ販売を継続しているとのことで、各社ともSamsung Electronics製スマートフォンの入荷を中止していることを認めた。

ロシアのスマートフォン市場においてSamsung Electronicsは20%超のシェアを保有すると推定されているが、Samsung Electronics製スマートフォンの販売台数が減少することは確実で、その分が米国のAppleや中国のLenovo(聯想)に置き換えられると見られている。

Bloomberg Business

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