日本市場に投入予定のスマートフォンSmartisan U1 JianGuo フォトレビュー
- 2015年09月21日
- Review
中国のSmartisan Technology(錘子科技)は日本市場に参入する計画であることが分かっており、日本市場ではスマートフォン「Smartisan U1 JianGuo (YQ601)」を最初に投入すると言われている。
Smartisan Technologyは中国国内で家電量販店などと提携してスマートフォンを販売しており、多くの場合は実機を展示して自由に試せるようになっており、Smartisan Technologyの取扱店であればSmartisan U1 JianGuoも試せることになる。
今回は中国・北京においてSmartisan U1 JianGuoを試せたので、時間の都合で簡素にはなるものの、簡単にフォトレビューとして紹介する。
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量販店の店頭に展示されているSmartisan Technologyのスマートフォン。
最新のSmartisan U1 JianGuoが日本市場に投入予定とされている。
リアパネルのカラーバリエーションは7色が用意されており、いずれも明るい色となっている。
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筐体の下部には充電端子とスピーカーを搭載するが、質感やデザインは少々安っぽいように感じた。
ただ、Smartisan U1 JianGuoはカラーバリエーションからも分かるように、高級感を重視したスマートフォンではなく、ポップな雰囲気を出したスマートフォンであり、むしろ安っぽい感じでも良いのかもしれない。
システム言語の選択が国旗で表示されており、表示言語が理解できなくてもシステム言語を変更する項目と分かりやすいだろう。
国旗をタッチしてもその国の言語に変わるわけではなく、システム言語の選択画面に遷移する。
英語、簡体中国語、繁体中国語、韓国語、そして日本語も入っている。
決してシステム言語の数は多くないが、そこで日本語が含まれていることより、日本市場への参入に向けて準備を進めていることが窺える。
なお、一部の量販店ではファームウェアが古いSmartisan U1 JianGuoが展示されている場合があり、古いファームウェアにおいては日本語が含まれていない場合があるため注意しておきたい。
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内蔵ストレージの容量は16GBのモデルと32GBのモデルが用意されているが、32GBのモデルが展示されていた。
合計容量は26.61GBと認識されており、ほぼ初期状態では22.84GBが空き容量となっていた。
詳細な設定も可能となっており、利用者に合った設定にカスタマイズできる。
モデル番号はYQ601となっている。
OSはAndroid 4.4.4 KitKat VersionをベースとしたSmartisan OSを採用している。
Smartisan OSのバージョンは2.0.0である。
これまでに紹介してきた写真を見ても分かるが、ユーザインターフェースや機能は標準のAndroidから大幅に変更されており、Smartisan TechnologyはこれをSmartisan OSと呼んでいる。
Android 5.0.x Lollipop Version以降のOSを採用したスマートフォンも一気に増えている中で、OSのバージョンはAndroid 4.4.4 KitKat Versionベースと比較的古いが、Smartisan OSが標準のAndroidから深く弄っていることが要因かもしれない。
癖が強く最初は慣れが必要なユーザインターフェースとの印象を受けたが、カスタマイズ性が高いために自分好みの操作性により近づける可能性がある。
筐体のデザインはあまり好きになれないが、じっくりと触ってみたいと感じたスマートフォンである。
我が国でSmartisan U1 JianGuoを見られる日を楽しみにしておきたい。
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