タイの900MHz帯の周波数オークションは2枠に6社が参戦、新規参入を狙うJas Mobile Broadbandも
- 2015年09月25日
- 海外携帯電話
タイの政府機関で電気通信事業などを管轄するNational Broadcasting Telecommunications Commission (NBTC)は900MHz帯の周波数オークションに参加するために、6社が必要書類の取得にNational Broadcasting Telecommunications Commissionを訪問して周波数オークションへの参加を表明したことを明らかにした。
周波数オークションへの参加を表明した6社は必要事項などの記入を済ませ、正式に周波数オークションへの参加を申請する必要がある。
900MHz帯はFDD-LTE方式で利用されることを想定している。
National Broadcasting Telecommunications Commissionは周波数オークションへの参加を表明した6社を公開しており、公示順にAdvanced Wireless Network、dtac TriNet、DTAC Broadband、True Move H Universal Communication、Jas Mobile Broadband、Hutchison Telecommunication (Thailand)である。
Advanced Wireless NetworkはAISブランドを展開するAdvanced Info Service傘下で、Advanced Info Serviceの99.99%出資となっている。
dtac TriNetとDTAC Broadbandはいずれもdtacブランドを展開するTotal Access Communicationの完全子会社で、dtacグループからは2社が参戦することになる。
True Move H Universal CommunicationはTrue傘下でTrueの99.99%出資となり、Trueグループで移動体通信事業を手掛けるTrue Mobileグループの中核企業である。
Jas Mobile BroadbandはJasmine Internationalが周波数オークションに参加するために設立した企業で、出資比率はJasmine Internationalが99.997%出資となっている。
Hutchison Telecommunication (Thailand)はTrue Move H Universal Communicationsと同じくTrue傘下で、True Move H Universal Communicationsの99.99%出資であるBFKT (Thailand)の99.99%出資であるHutchison MultiMedia Services (Thailand)の99.99%出資となる。
そのため、Trueグループからも2社が参戦することになる。
周波数オークションは2015年12月15日に実施する計画で、割り当ては10MHz幅*2の帯域幅が2枠となっている。
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