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4×4 MIMOに対応したSpeed Wi-Fi NEXT WX01と同等スペックのモバイルWi-FiルータNEC NAD3Aを準備中



総務省の技術基準適合証明または工事設計認証を2015年6月後半に通過した端末が公示された。

NEC Platforms製のWiMAX 2+(TD-LTE)/mobileWiMAX端末「NAD31又はNAD3A」が2015年6月19日付けでDSPRを通過したことが分かった。

工事設計認証番号は003-140251。

モバイルネットワークはWiMAX 2+(TD-LTE) 2500(B41) MHz, mobileWiMAX IEEE 802.16e 2600 MHzで認証を受けている。

Bluetoothや無線LANの周波数でも通過している。

無線LAN通信は2.4GHz帯に加えて5.xGHz帯も利用可能で、規格はIEEE 802.11 a/b/g/n/acに対応する。

NAD31又はNAD3Aは同一端末として通過しており、工事設計認証番号は2014年11月5日にNAD31が単独で取得した番号と同一である。

型番を追加して再認証を受けたことになり、NAD31とNAD3Aは同等端末であることが分かる。

NAD31はSpeed Wi-Fi NEXT WX01としてUQ CommunicationsおよびUQ Communicationsと提携する仮想移動体通信事業者(MVNO)各社から販売されている。

世界で初めてWiMAX 2+(TD-LTE)方式の4×4 MIMOに対応したモバイル無線LANルータで、帯域幅が20MHz幅で通信速度は下り最大220Mbpsを実現する。

新たな型番が用意されたことで、Speed Wi-Fi NEXT WX01をこれまでとは異なる新たな販売チャネルを通じて販売される可能性がある。

2014年10月に地域BWAを高度化する制度改正が実施されたことで、地域BWAでWiMAX Release 2.1 Additional Elements方式やAXGP方式の導入が可能となり、それを受けて2015年8月19日に東海地域を中心に事業を展開するCOMMUNITY NETWORK CENTER (CNCI)が日本で初めて地域BWAの高度化方式の免許を取得した。

COMMUNITY NETWORK CENTERは2015年10月よりWiMAX Release 2.1 Additional Elements方式によるサービスを開始する計画で、実質的にはTD-LTE方式と高い互換性を確保するWiMAX 2+方式を採用している。

東海地域において一般市民向けにモバイルブロードバンドサービスを提供する予定も明らかにしており、それとNAD3Aが関連している可能性もある。

総務省 電波利用ホームページ
コミュニティネットワークセンターが東海地域でTD-LTE互換のWiMAX R2.1 AEによるサービスを10月に開始へ

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