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ITUが5G向け周波数帯の候補を指定、24.25~86GHzに



国際電気通信連合(ITU)は世界無線通信会議(WRC-15)において第5世代移動通信システム(5G)で利用する周波数帯の候補として24.25~86GHzを指定した。

世界無線通信会議では各国が異なる周波数帯を提案しており、日本とシンガポールは共同で6~86GHzにおける12の周波数帯を提案していた。

他国は韓国が24.25~40.5GHz、欧州が24~86GHz、米国とブラジルなどが10~76GHzを提案したことが分かっている。

日本とシンガポールが提案した24.25~86GHzにおける9の周波数帯を採用し、6GHz帯を含む3の周波数帯は不採用となった。

不採用の理由として、特に6GHz帯は衛星通信で利用している国が多いため、5G用の周波数として割り当てることは困難との指摘が出ている。

各国が共通して提案している24.25~40.5GHzが5Gの中心的な周波数帯になるとの予想も出ている。

また、今後の課題として次回以降の世界無線通信会議の議題も検討しており、2019年の世界無線通信会議(WRC-19)において5Gの具体的な周波数帯を検討することで合意している。

日本は5Gでの利用を念頭においた6GHz以上の周波数帯の利用などを提案するという。

ITU
総務省

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