日本全国で初めてi-dioのV-Lowマルチメディア放送局に免許を交付、福岡タワーから発射

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総務省の九州総合通信局はVIPに対して2015年11月24日付けで移動受信用地上基幹放送局(九州・沖縄広域圏のV-Lowマルチメディア放送親局)に免許を付与し、免許状を交付したことを発表した。

V-Lowマルチメディア放送の放送局は日本全国において初めてとなっており、放送は2016年3月より開始する予定である。

放送区域は福岡県の一部で、送信所は福岡タワーとなっている。

九州管内では中継局が順次整備される予定で、九州各県に放送エリアを拡大する計画としている。

また、2015年11月24日付けでKyushu-Okinawa Multimedia Broadcasting(九州・沖縄マルチメディア放送)に対してV-Lowマルチメディア放送を行う移動受信用基幹放送の業務を認定したことも明らかにしている。

V-Lowマルチメディア放送は地上アナログテレビ停波後の周波数のうち、99.0～108.0 MHzのの周波数を使用する地上基幹放送局を用いて行う放送である。

TOKYO FM Broadcasting(エフエム東京)が主導して2016年3月よりi-dioとしてV-Lowマルチメディア放送を開始することを発表しており、VIPはi-dioの基幹放送局提供事業者となる。

i-dioは2016年3月の時点で大阪、東京、福岡においてサービスを開始する計画で、2016年度上期に兵庫、名古屋、静岡、広島、福島に拡大する予定である。

Coviaがi-dioに対応したスマートフォンとしてSIMロックフリーのi-dio Phoneも用意している。

総務省