キャリアアグリゲーションやVoLTEに対応したスマートフォンSmartisan T2を発表、FOMAプラスエリアにも対応
- 2015年12月29日
- Android関連
中国のBeijing Smartisan Digital(北京錘子数碼科技)はFDD-LTE/TD-LTE/W-CDMA/TD-SCDMA/CDMA2000/GSM端末「Smartisan T2 (SM801)」を発表した。
OSにAndroid 5.1.1 Lollipop VersionがベースのSmartisan OS 2.5を採用したスマートフォンである。
チップセットは64bit対応のQualcomm Snapdragon 808 (MSM8992)を搭載している。
CPUはクアッドコアの1.82GHzとクアッドコアの1.44GHzで構成されており、計ヘキサコアとなっている。
ディスプレイはJapan Display製の約4.95インチFHD(1080*1920)IPS液晶を搭載し、画素密度は445ppiに達する。
カメラはリアに光学手ブレ補正対応でSony製の約1300万画素積層型CMOSイメージセンサ、フロントに約500万画素CMOSイメージセンサを備える。
通信方式はFDD-LTE 2600(B7)/2100(B1)/1900(B2)/ 1800(B3)/1700(B4/B9)/700(B12/B17) MHz, TD-LTE 2600(B38)/2500(B41)/ 2300(B40)/1900(B39) MHz, W-CDMA 2100(I)/1900(II)/1700(IV/IX)/ 900(VIII)/850(V)/800(VI/XIX) MHz, TD-SCDMA 2000(B34)/1900(B39) MHz, CDMA2000 1900(BC1)/800(BC0) MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHzに対応する。
NTT docomoがFOMAプラスエリアで利用するW-CDMA 800(VI) MHzなど世界的に見て日本の移動体通信事業者のみが使用している周波数にも対応していることが分かる。
LTE UE Category 6やLTE-Advancedの主要技術であるキャリアアグリゲーションに対応し、通信速度は下り最大300Mbps/上り最大50Mbpsとなる。
LTEネットワーク上で音声通話を実現するVoLTE (Voice over LTE)も利用可能で、高音質な音声通話や高速な発着信などを実現する。
SIMカードのサイズはNano SIM (4FF)サイズを採用する。
Bluetooth 4.1や無線LAN IEEE 802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz and 5.xGHz Dual-Band)やNFC Type A/Bにも対応している。
システムメモリの容量は3GBで、内蔵ストレージの容量は16GBと32GBの2種類である。
電池パックの容量は2670mAhとなっている。
カラーバリエーションは黒の1色を用意している。
中国市場に投入されることが決まっており、価格は内蔵ストレージの容量が16GBのモデルで2,499人民元(約46,000円)、32GBのモデルで2,599人民元(約48,000円)に設定されている。
当初はShenzhen G.Credit Electronics(深圳中天信電子)が製造する予定となっていたが、Shenzhen G.Credit Electronicsの倒産および廃業に伴いMATSUNICHI DIGITAL DEVELOPMENT SHENZHEN(松日数碼発展深圳)に変更している。
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