ルクセンブルクのMillicomがメキシコの携帯電話市場への参入を検討か
- 2016年01月08日
- 海外携帯電話
ルクセンブルクを拠点とするMillicom International Cellular (MIC)はメキシコの携帯電話市場への参入を検討していることが海外メディアの報道で分かった。
Millicom International Cellularはブランド名をTigoとして世界各国で携帯電話事業を手掛けており、2016年初めの時点では中米がエルサルバドル、グアテマラ、ホンジュラス、ニカラグアの4ヶ国、南米がボリビア、コロンビア、パラグアイの3ヶ国、アフリカがチャド、コンゴ民主共和国、ガーナ、ルワンダ、セネガル、タンガニーカとザンジバルを含めたタンザニアの6ヶ国、合計で13ヶ国の携帯電話事業に参入している。
特に中南米における携帯電話事業を強化する方針を示しており、将来的には中南米における規模をAmerica Movilに次ぐ2番目に成長させる計画を明らかにしている。
なお、America Movilはメキシコを拠点としており、 TelcelやClaroなどのブランド名で中南米を中心に携帯電話事業を展開している。
Millicom International Cellularは中南米における携帯電話事業を拡大するために、メキシコにおける携帯電話事業への参入を計画しており、メキシコに新規参入できる可能性を探っているという。
メキシコの行政機関で電気通信事業を管轄するInstituto Federal de Telecomunicaciones (ift)は2016年に移動体通信用の周波数オークションを実施することを発表しており、Millicom International Cellularは周波数オークションに参加して新規参入を狙う可能性も考えられる。
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