インドにおける2015年のスマートフォン出荷台数はサムスンがトップ
- 2016年02月04日
- 海外携帯電話
香港特別行政区の調査会社であるCounterpoint Technology Market Researchはインドにおける2015年第4四半期および2015年通年の携帯電話出荷台数に関する調査結果を公開した。
メーカーおよびブランド別のシェアが公開されており、スマートフォンやフィーチャーフォンなどを含めた携帯電話全体の集計とスマートフォンのみの集計が明らかにされている。
2015年第4四半期における携帯電話出荷台数のシェアではトップが韓国のSamsung Electronicsで23.6%、インドのMicromax Informaticsが13.7%、インドのIntex Technologiesが13.0%、インドのLava Internationalが12.6%、中国のLenovo(聯想)が4.8%、その他が32.3%となっている。
2015年第4四半期におけるスマートフォン出荷台数のシェアではトップがSamsung Electronicsで28.6%、2位がMicromax Informaticsで14.3%、3位がLenovoで11.4%、4位がIntex Technologiesで9.6%、5位がLava Internationalで6.8%、その他が29.3%である。
2015年通年における携帯電話出荷台数のシェアではトップがSamsung Electronicsで19.8%、2位がMicromax Informaticsで13.5%、3位がIntex Technologiesで10.4%、Lava Internationalが9.7%、Microsoftが7.1%、その他が39.5%となる。
2015年通年におけるスマートフォン出荷台数のシェア出はトップがSamsung Electronicsで25.7%、2位がMicromax Informaticsで16.1%、3位がIntex Technologiesで10.2%、4位がLenovoで8.6%、5位がLava Internationalで6.0%、その他が33.4%である。
なお、Micromax Informaticsには同社傘下でインドのYU Televenturesが含まれており、Lenovoには同社傘下で米国のMotorola Mobilityが含まれている。
すべての項目においてトップはSamsung Electronicsで、2位にMicromax Informaticsが続いた。
これまで携帯電話出荷台数ではMicromax InformaticsがSamsung Electronicsを抜くこともあったが、Samsung Electronicsは差をつけてトップとしている。
Samsung ElectronicsはSamsung Galaxy Jシリーズのエントリークラスのスマートフォンが好調で、特に2015年第4四半期はSamsung Galaxy J2の販売が好調だったことが明らかにされている。
インドでは様々なブランドが低価格なスマートフォンを投入しており、Micromax Informaticsは厳しい競争に直面したという。
ランキングには入っていないが、中国のYulong Computer Telecommunication Scientific(宇龍計算機通信科技)、Zhuhai MEIZU Technology(珠海市魅族科技)、Shenzhen Oneplus Science & Technology(深圳市万普拉斯科技)が大幅に販売台数を伸ばしたことが明らかにされている。
米国のAppleは高価格帯のスマートフォンのみを販売しており、2015年通年の収益では3番目となるもののシェアではわずか2%に留まるという。
Counterpoint Technology Market Research
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