スポンサーリンク

韓国のKTがLTEサービスで下りの256QAMおよび上りのCA・64QAM・MC-PUSCHを導入すると発表



韓国の移動体通信事業者であるKTはLTEサービスにおいて下りの256QAM、上りのキャリアアグリゲーション(CA)、64QAM、MC-PUSCHを商用化する準備が完了したことを発表した。

これらの技術に対応したスマートフォンの発売に伴い商用化することを明らかにしている。

これまでLTEサービスでは下りの多値変調方式は64QAMを導入しているが、256QAMを導入することで30%以上の通信速度高速化が見込める。

帯域幅が20MHz幅であれば64QAMでは下り最大150Mbpsのところが256QAMを導入することで下り最大200Mbpsとなり、KTの試験環境で商用スマートフォンを利用した試験では390Mbpsを達成したという。

また、下りのみならず上りも強化することを明らかにしており、上りでLTE-Advancedの主要技術であるキャリアアグリゲーションを導入する。

上りの多値変調方式は16QAMを導入しているが、64QAMも導入して通信速度を高速化する。

同一周波数内における非連続帯域の同時利用を可能とするMC-PUSCHも導入することを明らかにしており、上りでキャリアアグリゲーション、64QAM、MC-PUSCHを同時に適用することで従来比4倍の通信速度を実現するという。

これらの技術に対応したスマートフォンは2016年第1四半期中に発売される見込みとしている。

先進的な技術をいち早くに導入することで、第5世代移動通信システム(5G)の研究開発もグローバルでリードしていく方針を示している。

KT

スポンサーリンク

コメントを残す









  • follow us in feedly
  • Recent Entries


  • スポンサーリンク

    Instagram



  • Amazonアソシエイト

  • SNS

  • Calendar

    2023年9月
     123
    45678910
    11121314151617
    18192021222324
    252627282930  
  • Archive

  • Select Category

  • LINK