小米のフラッグシップスマートフォンXiaomi Mi 5を発表、Snapdragon 820を搭載して約3.4万円から
- 2016年02月24日
- Android関連
中国のXiaomi Communications (小米通訊技術)はFDD-LTE/TD-LTE/W-CDMA/TD-SCDMA/CDMA2000/GSM端末「Xiaomi Mi 5 (小米手机5)」を発表した。
Xiaomi Communicationsのフラッグシップとなるスマートフォンで、標準版、高配版、陶瓷尊享版(PRO)の3種類が用意されている。
OSにはAndroidをベースとするMIUI 7を採用している。
チップセットは64bit対応のQualcomm Snapdragon 820 (MSM8996)を搭載する。
CPUはクアッドコアとなっており、動作周波数は標準版が最大で1.8GHz、高配版と陶瓷尊享版が最大で2.15GHzである。
GPUはQualcomm Adreno 530で、動作周波数は標準版が510MHz、高配版と陶瓷尊享版が624MHzとなる。
ディスプレイは約5.15インチFHD(1080*1920)液晶を搭載しており、画素密度は428ppiに達する。
カメラはリアに4軸光学手ブレ補正対応の約1600万画素積層型CMOSイメージセンサSony IMX298、フロントに約400万画素CMOSイメージセンサを備える。
リアにはカメラ用のデュアルカラーLEDフラッシュを搭載している。
通信方式はFDD-LTE/TD-LTE/W-CDMA/TD-SCDMA/CDMA2000/GSM方式に対応する。
LTE-Advancedの主要技術であるキャリアアグリゲーション(CA)に対応しており、標準版は2コンポーネント・キャリア・キャリアアグリゲーション(2CC CA)、高配版と陶瓷尊享版は3コンポーネント・キャリア・キャリアアグリゲーション(3CC CA)を利用できる。
LTEネットワーク上で音声通話を実現するVoLTE (Voice over LTE)も利用可能である。
SIMカードはデュアルSIMで、2個のNano SIM (4FF)サイズのSIMカードスロットを備えている。
Bluetooth 4.2や無線LAN IEEE 802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz and 5.xGHz Dual-Band)やNFC Type A/Bにも対応している。
システムメモリの容量は標準版と高配版が3GB、陶瓷尊享版が4GBとなり、内蔵ストレージの容量は標準版が32GB、高配版が64GB、陶瓷尊享版が128GBである。
電池パックは内蔵式で容量は3000mAhとなっており、急速充電のQualcomm Quick Charge 3.0に対応する。
充電端子は表裏の区別が不要なUSB Type-Cを採用している。
フロントには指紋認証センサを搭載しており、セキュリティ性能を高めている。
カラーバリエーションは標準版と高配版が黒色、白色、金色の3色展開で、陶瓷尊享版が黒色の1色展開である。
中国市場で販売することが決まっており、価格は標準版が1,999人民元(約34,000円)、高配版が2,299人民元(約39,000円)、陶瓷尊享版が2,699人民元(約46,000円)に設定されている。
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