キューバのETECSAが2016年末までに携帯電話普及率を46%とする計画を公表
- 2016年03月03日
- 海外携帯電話
キューバの移動体通信事業者でCubacelブランドを展開するEmpresa de Telecomunicaciones de Cuba S.A. (ETECSA)は2016年における携帯電話事業の計画を公表した。
2016年は50万件の携帯電話契約数の増加を目標とし、人口普及率は46%とする計画であることを明らかにしている。
キューバの人口は世界銀行の調査によると2014年時点で約1126万人であり、直近の正確な人口は不明であるものの、目標を達成すれば携帯電話契約数は約518万件に達することになる。
また、2015年は携帯電話契約数が30万件以上増加したことを明らかにしており、おおよその2014年と2015年の携帯電話契約数と人口普及率のおおよその数値を計算すると、2014年は約428万件未満で約39%未満、2015年は約468万件で約42%となる。
過去には2014年に56万5000件も増加したことを明らかにしており、2013年は約371.5万件未満で約33%未満であったと推定できる。
2014年は1人あたりの回線契約数の緩和が実施されたことで大幅に携帯電話契約数が増加したが、人口普及率は決して高くないにも関わらず2015年は増加数が鈍化している。
Empresa de Telecomunicaciones de Cuba S.A.は2015年の目標として80万件の携帯電話契約数の増加を目標としてたが、それにも遠く及ばなかったことになる。
2016年は携帯電話の需要が高まることを受けてラインナップが増加するだろうとしているが、携帯電話契約数を増加させるための施策は言及されていない。
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