台湾当局がASUS PadFone Sの虚偽広告に処分を決定、ASUSに約690万円の罰金

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台湾の行政機関で公正な競争環境を維持するための監督業務を手掛ける公平交易委員会(公平会)は台湾のASUSTeK Computer (華碩電脳)が開発したスマートフォン「ASUS PadFone S」の虚偽広告に関する処分を決定した。

ASUS PadFone Sの虚偽広告に関与したASUSTeK Computer、ASUSTeK Computerの完全子会社であるASUS United Technology (華碩聯合科技)、Chunghwa Telecom (中華電信)傘下のSenao International (神脳国際企業)、シンガポールを拠点とするUitox Groupの台湾支社であるUitox International/Taiwan Branch (新加坡商優達斯国際/台湾分公司)の4社に対して罰金を命じた。

罰金の金額は関与の度合いによって異なっており、ASUSTeK Computerが200万台湾ドル(約691万円)、ASUS United Technologyが60万台湾ドル(約207万円)、Senao Internationalが45万台湾ドル(約155万円)、Uitox International/Taiwan Branchが45万台湾ドルである。

NFC機能を利用したモバイル決済に関して事実と異なる内容が公告に表記されており、公平交易委員会はこれが公平交易法第21条第1項の規定に違反すると判断した。

公平交易委員会