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コートジボワール当局がWarid Cote d’Ivoireの携帯電話事業ライセンスを剥奪



コートジボワール(アイボリーコースト/象牙海岸)の政府機関で電気通信事業などを管轄するAutorite de Regulation des Telecommunications/TIC de Cote d’Ivoire (以下、ARTCI)はコートジボワールの移動体通信事業者であるWarid Cote d’Ivoireの携帯電話事業のライセンスを剥奪することを2016年3月29日に決定した。

Warid Cote d’Ivoireにはアラブ首長国連邦(UAE)を拠点とするAbu Dhabi Groupが完全子会社のWarid Telecomのコートジボワール法人であるWarid Telecom Cote d’Ivoireを通じて出資している。

2005年よりWarid Cote d’Ivoireはコートジボワールで携帯電話事業の仮ライセンスを保有していたCelcom Cote d’Ivoireと交渉しており、Celcom Cote d’Ivoireの取得を通じて2006年7月4日に1.8GHz帯および900MHzにおける陸上携帯移動無線ネットワークの構築および運用のライセンスを取得した。

しかし、周波数に関する不満や社内のトラブルが重なり、Warid Cote d’Ivoireが携帯電話サービスの提供を開始することはなかった。

実質的にWarid Cote d’Ivoireはライセンスを放棄した状態にあり、ARTCIはライセンスを剥奪することに決めた。

携帯電話サービスを開始しなかったため、顧客保護などの指示はない。

ARTCI

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