コートジボワール当局がORICEL CIの携帯電話事業ライセンスを剥奪
- 2016年04月02日
- 海外携帯電話
コートジボワール(アイボリーコースト/象牙海岸)の政府機関で電気通信事業などを管轄するAutorite de Regulation des Telecommunications/TIC de Cote d’Ivoire (以下、ARTCI)はコートジボワールの移動体通信事業者であるORICEL CIの携帯電話事業のライセンスを剥奪することを2016年3月29日に決定した。
ORICEL CIはリビアのLibya Africa Investment Portfolio (LAP)の子会社であるLAP GreenN傘下で、2007年3月7日に1.8GHz帯における陸上携帯移動無線ネットワークの構築および運用のライセンスを取得し、2008年12月にブランド名をGreenNとして携帯電話サービスを始めた。
携帯電話事業の不振により積極的な投資を見送っていることや、ライセンス料の未払いが生じていることが規則違反と判断されており、ARTCIはORICEL CIのライセンスを剥奪することに決めた。
ORICEL CIに対してはすぐにSIMカードなど製品やサービスの販売を停止し、他の移動体通信事業者と国内ローミングについて協議するなど既存顧客の保護を命じており、2016年3月29日から30日以内に携帯電話事業を終了するよう通告した。
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