日本向けにHUAWEI P9を発表、日本で下り最大262.5MbpsのCAを利用可能
- 2016年06月09日
- Android関連
中国のHuawei Technologies (華為技術)の日本法人であるHuawei Technologies Japan (華為技術日本)はFDD-LTE/TD-LTE/W-CDMA/GSM端末「HUAWEI P9」を日本向けに発表した。
OSにAndroid 6.0 Marshmallow Versionを採用したスマートフォンである。
独自ユーザインターフェースとしてEMUI 4.1を導入する。
チップセットは64bit対応のHisilicon Kirin 955となっている。
CPUはクアッドコアの2.5GHzとクアッドコアの1.8GHzで計オクタコアとなる。
ディスプレイは約5.2インチFHD(1080*1920)IPS液晶で、画素密度は423ppiである。
カメラはリアがデュアルカメラで約1200万画素裏面照射型CMOSイメージセンサ、フロントに約800万画素CMOSイメージセンサを備える。
リアのカメラはレーザーオートフォーカスに対応し、デュアルカラーLEDフラッシュを用意している。
Huawei TechnologiesはドイツのLeica Cameraと長期技術提携を締結しており、カメラにはLeica Cameraの技術を採用する。
通信方式はFDD-LTE 2600(B7)/2100(B1)/1900(B2)/ 1800(B3)/1700(B4)/900(B8)/ 850(B5)/800(B6/B19/B20/B26)/ 700(B12/B17/B28) MHz, TD-LTE 2600(B38)/2300(B40)/1900(B39) MHz, W-CDMA 2100(I)/1900(II)/1700(IV)/ 900(VIII)/850(V)/800(VI/XIX) MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHzに対応する。
LTE UE Category 6やLTE-Advancedの主要技術であるキャリアアグリゲーション(CA)に対応しており、ハードウェアの性能上は通信速度が下り最大300Mbps/上り最大50Mbpsである。
キャリアアグリゲーションの組み合わせはCA_1A-3A、CA_1A-8A、CA_1A-19A、CA_3A-19A、CA_3A-8Aとなり、日本では下り最大262.5Mpbs/上り最大50Mbpsとなる。
SIMカードはシングルSIMで、サイズはNano SIM (4FF)サイズを採用する。
Bluetooth 4.2や無線LAN IEEE 802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz and 5.xGHz Dual-Band)やNFC Type A/Bにも対応している。
システムメモリの容量は3GBで、内蔵ストレージの容量は32GBである。
電池パックは内蔵式で、容量は3000mAhとなっている。
充電端子は表裏の区別が不要なUSB Type-Cを採用している。
リアには指紋認証センサを搭載しており、セキュリティ性能を高めている。
カラーバリエーションはミスティックシルバーとチタニウムグレーの2色を用意している。
日本では2016年6月17日より販売を開始する。
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