NTTドコモとEricssonがネットワークスライシング技術の実証実験に成功
- 2016年06月14日
- docomo-総合
NTT DOCOMOとスウェーデンのEricssonは第5世代移動通信システム(5G)の実現に向けてネットワークスライシング技術の実証実験を実施したことを発表した。
ネットワークスライシング技術は低遅延、高信頼、高セキュリティなど様々な要求条件が求められる第5世代移動通信システムにおいて、ネットワークを仮想的にスライス(分割)することで、サービスの要求条件に合わせて効率的にネットワークを提供する技術である。
実証実験ではサービスの要求条件に基づき自律的に最適なネットワークスライスを選択または作成する機能を新たに追加し、複数の異なるサービスを最適なネットワークスライスを通じて提供することに成功したとのことである。
NTT DOCOMOはネットワークスライスを選択または作成する機能の設計や提案を手掛け、Ericssonはネットワークスライスのサービスを管理する基盤を実装したという。
実験場所はスウェーデンのヨーテボリに位置するEricssonの拠点で、実施期間は2016年6月7日~6月9日である。
なお、実証実験の成果は英国のロンドンで2016年6月28日~6月30日に開催される5G worldで展示することのことである。
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