フィリピンのNOW Telecomが移動体通信事業への新規参入に意欲を表明

フィリピンのNOW Telecomはフィリピンで移動体通信事業者として新規参入を検討していることがフィリピンメディアの報道で分かった。

フィリピンの政府機関で電気通信事業などを管轄するNational Telecommunications Commission (NTC)は移動体通信事業者の新規参入を迎え入れる方針を示しており、NOW Telecomはそれに対して意欲を示したという。

NOW Telecomは2006年にCMTS (cellular mobile telephone service)のライセンスを取得済みであるが、周波数は取得していない状況にある。

周波数の取得が完了すれば移動体通信事業に新規参入できるとしており、周波数の獲得後から1年以内に約300の基地局を設置して移動体通信サービスを開始できるとアピールしている。

また、移動体通信事業への新規参入が実現すれば、データ通信サービスに集中する方針であることも明らかにしている。

移動体通信事業に参入していない企業としてはNOW TelecomとABS-CBN Convergenceの2社のみがCMTSのライセンスを保有しており、NOW Telecomは移動体通信事業への新規参入には優位な立場であることも示したという。

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