マレーシアの政府機関MCMCがPokémon GOを安全にプレイするためのガイドラインを発表
- 2016年08月12日
- 海外携帯電話
マレーシアの政府機関で電気通信事業などを管轄するMalaysian Communications and Multimedia Commission (以下、MCMC)は米国のNianticが提供するスマートフォン向けアプリ「Pokémon GO (ポケモン・ゴー)」を安全にプレイするためのガイドラインを発表した。
ガイドラインを発表した理由はPokémon GOのプレイ中に事故を防ぐためと説明しており、Pokémon GOのプレイを禁止するのではなく、ガイドラインに従って安全にPokémon GOを楽しむよう案内している。
おおまかには10項目に分けて注意点を掲載しており、各項目を簡単に紹介する。
1つめはGPS機能による位置情報を利用するため、意図せず位置情報を公開することがないよう注意すること。
2つめはプレイを容易にするなどと称した非公式かつ不審なツールに騙されないよう注意すること。
3つめは課金については適切に判断するよう注意すること。
4つめは外出先でデータ通信を利用するとモバイルデータ通信を大量に使うことになるため、データ通信容量の不足に注意すること。
5つめは電池消費が大きいため、緊急時に電池残量がなくて利用不可となることがないよう注意し、外部電池の携帯などで対策すること。
6つめは危険地域や礼拝所でのプレイには十分に注意し、ポケモンを捕獲する目的で私有地などに勝手に立ち入ることがないよう注意すること。
7つめはプレイ中に見知らぬ人と会った場合に、相手を安易に信頼しないよう注意すること。
8つめは自動車や自転車などの運転中にプレイしないこと。
9つめはセキュリティ面で懸念がある場合はNianticのサポートに連絡すること。
10番目はポケストップやジムについて問題がある場合はNianticの専用ページから報告すること。
これらのガイドラインを守って安全にPokémon GOをプレイするよう案内している。
マレーシアではMCMCが安全にプレイするためのガイドラインを発表し、移動体通信事業者のU MobileがPokémon GOを絡めたキャンペーンをする一方で、イスラム法諮問委員会はPokémon GOのプレイを禁止することが望ましいとの意見を発表した。
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