シンガポールのSingtelがベトナムの携帯電話事業者MobiFoneへの出資に意欲
- 2016年08月22日
- 海外携帯電話
ベトナムの情報通信省はシンガポールのSingapore Telecommunications (Singtel)の幹部をベトナムの首都・ハノイに招待し、幹部間で会談を実施したことを明らかにした。
Singapore Telecommunicationsは情報通信省傘下の移動体通信事業者であるMobiFoneに資本参加することに意欲を示したという。
MobiFoneは株式会社化および民営化の計画があり、株式会社化が完了して民営化の準備が整えば外資企業から出資を受け入れることが可能となる。
外資企業は最大でMobiFoneの株式49%を保有することが可能となる見込みで、これまでに複数の国際的な通信事業者がMobiFoneへの資本参加に関心を示したが、Singapore Telecommunicationsも関心を示したとのことである。
Singapore Telecommunicationsはシンガポールのほかに、インドネシア、フィリピン、タイ、インド、バングラデシュの移動体通信事業者にSingapore Telecommunicationsまたは同社の子会社が直接出資または直接出資予定であり、バングラデシュは撤退が決定しているものの、情報通信省はSingapore Telecommunicationsの国際的な経験や技術力および資金力を評価している。
情報通信省とSingapore Telecommunicationsは幹部間で会談を実施したことを受けて、具体的な資本提携まで話が進む可能性も高い。
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