シャープが鴻海子会社と知財関連業務を手掛ける子会社を設立
- 2016年09月14日
- その他モバイル端末
Foxconn Technology Group (鴻海科技集団)の中核企業であるHon Hai Precision Industry (鴻海精密工業)の子会社であるSHARPはHon Hai Precision Industryの子会社であるScienBiziP Consultingと業務提携し、ScienBiziP Japan (SBPJ)を設立すると発表した。
ScienBiziP Consultingは英領ケイマン諸島で設立された企業で、Foxconn Technology Groupの知的財産関連業務を手掛ける。
SHARPはScienBiziP Japanに知的財産に関連する業務を委託し、ScienBiziP Consultingが保有するノウハウやスキルを積極的に活用することで、SHARPの知的財産の活用度を高めて業務効率の向上を図るとのことである。
なお、ScienBiziP Japanの設立後もSHARPの事業に必要となる知的財産権はSHARPが保有し、SHARPの社外に流出することはないとしている。
ScienBiziP JapanにはSHARPやScienBiziP Consultingが出資する計画で、出資比率はSHARPが51%、ScienBiziP Consultingが20%、ScienBiziP Japanの役員が29%となり、SHARPの子会社となる。
資本金は500万円、設立年月日は2016年10月3日の予定、SHARPから取締役として8名を派遣するという。
所在地は大阪府大阪市阿倍野区西田辺一丁目19番20号で、SHARPの西田辺ビルに入る。
なお、ScienBiziP ConsultingはHon Hai Precision Industryより間接的に51%の出資を受けており、Hon Hai Precision Industryの子会社として位置づけられている。
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