マレーシアの3大携帯電話事業者、周波数再割当の影響で一時的にサービスの品質低下を案内

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マレーシアの政府機関であるMalaysian Communications and Multimedia Commission (以下、MCMC)は周波数の再割当および移行に伴い、同国の3大移動体通信事業者であるDigi Telecommunications、Maxis、Celcom Axiataのサービスに影響が生じることを発表した。

MCMCは1.8GHz帯と900MHz帯をDigi Telecommunications、Maxis、Celcom Axiata、U Mobileの4社の移動体通信事業者に割り当て、2017年7月1日から利用可能とすることに決めた。

しかし、Digi Telecommunications、Maxis、Celcom Axiataの3社はすでに1.8GHz帯および900MHz帯が割り当てられており、FDD-LTE方式、W-CDMA方式、GSM方式のいずれかを運用中で、これら3社に対しては実質的に再割当となった。

再割当の前後では周波数範囲が異なり、2017年7月1日以降は完全に再割当後の周波数範囲で運用するため、2016年9月から2017年6月までは周波数の移行期間とすることに決めた。

1.8GHz帯と900MHz帯が再割当となる移動体通信事業者は、周波数の移行後に2017年7月1日を待たず再割当後の周波数範囲で運用できる。

したがって、Digi Telecommunications、Maxis、Celcom Axiataは1.8GHz帯および900MHz帯の周波数を移行時に電波を一時的に停止することがあるため、MCMCは一時的にサービスの品質が低下する場合があると説明している。

MCMCは各地域ごとの影響を受ける期間など問い合わせはDigi Telecommunications、Maxis、Celcom Axiataに連絡するよう連絡先を案内しており、またMCMCで対応できる範囲であればMCMCも連絡を受け付けるとしている。

MCMC