曲面スマートフォンの売れ行きは絶不調、1日の販売台数は200～300台程度で展示をしない店舗も

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韓国でLG ElectronicsやSamsung Electronicsが販売を開始した曲面スマートフォンは売れ行きが低調であることが分かった。
厳しい意見も多く出ているという。
先行して発売されたSamsung GALAXY RoundはSK Telecomのみが扱っており、発売から40日間で販売台数が1万台を下回ると報じられている。
1日の販売台数は平均すると250台を下回ることになる。
スペック面では他のSamsung GALAXYシリーズと遜色なく、むしろ最上位に匹敵するくらいのハイスペックなスマートフォンであるが、曲がっていること以外の差別化が特に見られないことが低調の要因と見られている。
また、LG ElectronicsはSK TelecomとKTとLG U+を通じてLG G Flexを発売している。
LG G Flexも発売されたばかりであるが、市場からの反応は芳しくないという。
発売日の販売台数は200～300台と推定されており、Samsung GALAXY Roundと変わらない低調ぶりを見せている。
韓国市場では3社の移動体通信事業者を通じて発売されたSamsung GALAXY Note3が発売から40日で約50万台、Pantech VEGA Secret Noteが発売から30日で約20万台となり、いずれも発売から1ヶ月の間に10万台は軽く上回っていることになる。
1日の平均販売台数はSamsung GALAXY Note 3で1200～1300台、Pantech VEGA Secret Noteでも600～700台となる計算である。
それらと比べると、Samsung GALAXY RoundやLG G Flexの売れ行きがいかに低調かが分かる。
Samsung GALAXY RoundはSK Telecomのみが扱っているとはいえ、あまりにも少なすぎるだろう。
市場もこれらのスマートフォンに対して厳しい反応を示しており、“スマートフォンを少し曲げただけ”“実験作”という声も出ている。
販売店側はもあまりにも売れていないので店頭に展示しないとも話している。
たまに興味を示す客が来ても、単にそれは好奇心だけで購入することはないとのことだ。
韓国市場では比較的低価格なGoogle Nexus 5が発売されたりと、価格競争面でも厳しい状況が続く見通しである。
・Daum
http://media.daum.net/digital/newsview?newsid=20131120173411998