エジプトの携帯電話事業者Orange Egyptが4Gライセンスの取得で合意
- 2016年10月15日
- 海外携帯電話
フランスのOrange傘下でエジプトの移動体通信事業者であるOrange Egypt for Telecommunicationsはエジプトの政府機関で電気通信事業などを管轄する通信・情報技術省傘下組織のNational Telecom Regulatory Authority (以下、NTRA)と4Gライセンスを取得することで合意した。
4Gライセンスはエジプト国内で第4世代移動通信システム(4G)の提供を可能とするライセンスである。
エジプトにおける4Gライセンスに関しては、携帯電話サービスを提供する既存の移動体通信事業者はOrange Egypt for Telecommunicationsを含む全社が取得を拒否しており、GSM Association (以下、GSMA)は対話による解決を促す声明を発表するなど、GSMが介入するほどの問題に至った。
Orange Egypt for TelecommunicationsはNTRAとの交渉の結果、Orange Egypt for Telecommunicationsは4億8,400万米ドル(約503億7,469万円)で4Gライセンスを取得することで合意した。
NTRAはGSMAの声明に従ってOrange Egypt for Telecommunications以外の移動体通信事業者各社とも対話を進めると思われる。
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