NTTドコモ・KT・中国移動が戦略的提携を延長、5Gに関する協力も強化
- 2016年10月16日
- docomo-総合
韓国の移動体通信事業者であるKTは2016年10月14日に韓国の釜山で開催されたStrategic Cooperation Framework Agreement (以下、SCFA)の第6回総会でKTおよび日本の移動体通信事業者であるNTT DOCOMO、中国の移動体通信事業者であるChina Mobile Communications (中国移動)の3社による戦略的提携を5年間延長することで決定した。
3社は釜山に位置するウェスティン朝鮮ホテルプサンで戦略的提携の延長を締結しており、2017年1月から2022年1月まで延長することになった。
SCFAはKTが主導して設立し、アジア最大規模の移動体通信事業者間の戦略的な協議体としており、北東アジアをリードする3ヶ国を代表するNTT DOCOMO、KT、China Mobile Communicationsはこれまでの5年間にネットワーク技術、ローミング、アプリケーションやコンテンツ、IoT、マーケティングなど多様な分野で活発にコラボレーションを進めた。
SCFAの第6回総会では第5世代移動通信システム(以下、5G)、IoT、ローミング、アプリケーションやコンテンツ、マーケティングの5つの分野別にコラボレーションの成果共有と戦略的な方向性の議論を行ったとのことで、これからは5Gの開発に向けた連携も強化する方針である。
KTは2018年に韓国・平昌で開催されるオリンピック競技大会で5Gの披露を計画しており、2018年の平昌に続いて2020年には日本・東京、2022年には中国・北京でオリンピック競技大会を開催する予定で、オリンピック需要を積極的に活用して5Gを含めた北東アジアにおけるICT分野のリーダシップをさらに強化する計画と説明している。
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