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米国のSprintが携帯電話事業者としては初めてRCSメッセージングを採用



SoftBank Groupの子会社で米国の移動体通信事業者であるSprintはRCS (Rich Communication Services)に準拠したメッセージングサービスを移動体通信事業者としては初めて導入すると発表した。

SprintはOSにAndroidを採用した端末向けに米国のGoogleが開発したRCS準拠のメッセンジャーアプリを提供し、標準のアプリで高度なメッセージングサービスを実現する。

韓国のLG Electronics製またはGoogleが展開するNexusシリーズの端末に対して自動的にRCS準拠のメッセンジャーアプリにアップデートを実施し、2017年以降に発売する端末にはプリインストールする予定という。

また、その他のAndroidを採用した端末に関してはGoogle Play Storeからインストールすることもできる。

RCSはSMS (Short Message Service)やMMS (Multimedia Messaging Service)などから拡張し、次世代のメッセージングサービスとされている。

英国のGSM Association (GSMA)がRCSの標準化を実施し、GoogleもRCSの推進に協力している。

RCSに準拠したメッセージングサービスの導入により、高解像度な写真の共有、開封確認、グループチャットなど、これまでの標準アプリよりも高度化されたメッセージングサービスの機能をもたらす。

Sprint

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