韓国政府が10月のICT製品の輸出入動向を発表、Galaxy Note7の影響も
- 2016年11月20日
- Android関連
韓国の政府機関である産業通商資源部は2016年10月におけるICT製品の輸出入動向の暫定集計結果を発表した。
輸出は約149億4,000万米ドル(約1兆6,517億円)、輸入は約82億米ドル(約9,066億円)となり、貿易収支は約67億3,000万米ドル(約7,441億円)の貿易黒字となった。
半導体、コンピュータ、周辺機器などの輸出が増加したが、輸出額は前年同期で約6.8%の記録を減少した。
輸出額のうち携帯電話は約22億2,000万米ドル(約2,454億円)で、前年同期比で約33.1%減としている。
携帯電話の前年同期比の輸出増減率は2016年6月から約8.3%減、約10.2%減、約18.2%減、約33.8%減となり、減少傾向が続いている。
競争の激化により2016年は携帯電話の輸出が減少傾向としているが、特に2016年9月から2016年10月にかけては減少幅が大きく、具体的な機種名は出していないものの新型スマートフォンの中止が影響したとのことである。
新型スマートフォンは相次ぐ爆発事故を受けて中止に追い込まれたSamsung Galaxy Note7を指していることは言うまでもない。
一方で輸出額のうち携帯電話は約14億2,000万米ドル(約1,570億円)で、前年同期比で約1.1%増となった。
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